シミ汚れや使用済みの切手は買い取ってくれるの?

コレクションしている切手の中には、消印が押された使用済みのものやシミや汚れがあるものなど紛れていることがあるかもしれません。
そこで、使用済みの切手や、シミや汚れなどがついている切手は買取の対象になるのか、気になるところを調べてみました。
買取の対象になる物
まず買取の対象となる切手の種類に関してですが、こちらは実際に切手として使用することが認められた切手すべてが買取の対象となります。
切手として使用することが認められた切手とは、普段よく目にする「普通切手」の他に国家的記念行事などの際に発売される「記念切手」や沖縄が米軍に統治されていた時代に使用されていた「沖縄切手」、その他にも軍事郵便に使用することを目的に発行されていた「軍事切手」などさまざまなものが対象になります。
また、日本国内のものだけでなく中国で使用されていた「中国切手」などもコレクターの間では人気が高いため買取の対象になることがありますが、中国切手の場合は1966~1976年ころに発行されていたものが特に価値があると言われています。
このように、普段私たちが目にする機会のある切手のほかにもさまざまな種類の切手がこの世には存在していますので、 もしも手元にある切手が価値あるものなのかどうか分からない場合はまずは専門の業者に査定をお願いしてみたほうがいいでしょう。
切手の状態に関してお伝えすると、 基本的に未使用の切手であれば買取の対象になります。
つまり、たとえシミや汚れなどがある場合でも、それが未使用の切手であれば買い取ってくれるということです。
ただし保存状態によっては相場よりも低い金額での査定額を提示されることもありますので注意しましょう。
切手は複数枚が連なっているシート状のものや、それをバラにした単体のものまでさまざまなものが出回っていますが、どちらも買取の対象になります。
ただし、基本的には 同じ切手であってもシート状のものの方が査定金額は高くなります。
また、糊を使って切手を台紙に貼って保存している方も居ますが、その状態でも未使用品であれば買い取ってもらうことが可能になります。
買取の対象にならない物
年代が古く入手が非常に困難なものに関しては使用済みの切手であっても買い取ってくれる場合がありますが、 基本的に使用済みの切手は買取の対象にはなりません。
そのため、まずは業者に一度査定を依頼してみるのが一番でしょう。